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■洋館の「正統」ともいえる大共ホーム本社社屋。
そのデザインは、時間に洗われながら年々重厚さを増し
堂々とした風格さえ漂わせる。
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大共ホームの施主宅を訪ねると、不思議と同じような言葉を聞くことが多い。「夢や希望を伝えたとき、他社からは予算や技術を理由に断られた事柄でも、大共ホームだけは『やってみましょう』といってくれた」──というのである。
施主にとっては一生に一度かもしれない家づくり。予算に限りはあるとしても、ああしたいこうしたいと夢を膨らませるのは当然のことである。プロからみれば無謀かもしれない事柄でも、「夢」を頭ごなしに否定されたら誰だって気が塞ぐだろう。
「NO 」がない。「イエスマン」なのではなく、施主の夢をプロのアイデアと技術で形にしていく努力を徹底して惜しまない。これは、社長の橋本の揺るぎない信条でもある。
「規格住宅主体の大手ハウスメーカーは論外ですが、完全注文住宅が基本であるはずのビルダーが、お客様の希望に安易に『NO』をいうとしたら、それはビルダーが自分たちをただの『技術屋』だと思っているからに他なりません」(橋本)
言い換えれば、建築士や大工など、施工現場に密接にかかわる「技術屋」ほど、お客様の夢を、自分の持つ技術と経験にあてはめようとする──というのである。辛辣ではあるが、「家づくりのプロセスは楽しいものでなくてはならない」「プロに問われるのは施主の夢をしぼませることではなく、施主の想像力をかき立てること」が持論。現場を知る者ほど現場で施工しやすいプランを提案したくなるのが人情。ゆえに、同社では施主との打ち合わせに技術職は同行させない。技術を軽視しているからではなく「技術は、本来裏方に徹するべき」(橋本)だから。
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